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2019-12-02

エシカルジュエリーブランドFair Anita について


インドチームの職人さん

わたしがエシカルジュエリーをお届けしたいわけ…

先日からネットショップで取り扱いを始めた、エシカルジュエリーのFair Anita(フェア・アニータ)について、あらためてこちらでもご紹介させていただきますね。※エシカル=論理的

その前に、どうしてわたしがエシカルジュエリーを取り扱おうと思ったか?からお伝えさせていただきたいと思います。

おそらく、このブログでは書いたことはなかったと思うのですが、スペシャリストというよりジェネラリストなわたしは、これまで様々なお仕事を経験させていただきました。

ものつくりと深く関わる“特許”や“建築”という分野を経て、その後はアクセサリー販売、ジュエリー販売と、その時々、興味のあることに関わるチャンスをいただいては、自分の中で不自然さを感じたら、そこを補えそうな別の分野で経験をさせていただく…というような流れでした。色々なことに手を出しているようで、実際そうなのですが笑、それなりに理由はあったりします。笑

お客さんと直に会える仕事がしたいと、アクセサリー、そしてジュエリーと、販売に携わってみたものの、その業界の背後にある課題なども知ることとなり、二度と関わりたくないと思うまでに一旦はなりました。

その後、妊娠・出産を経験する中で、まずは自分自身と向き合い、理解し、受け入れる必要があると感じ、自然療法の世界へ…。4年間学んだ後は、療法家として数年間過ごさせていただきました。

その間学んだこののひとつは、否定して終わっては何も生まないということ。じゃあ、アクセサリーやジュエリーと関わる中で抱いた否定感を、自分だったらどんなアクセサリーやジュエリーを身に付けたいかな?という方へ昇華させた時、サスティナブルで、しかも自分や誰かを勇気付けられるようなものだったら、喜んで関わりたい!と思う自分がいました。

そんな想いを出発点に、以前から学びたかった彫金を習っているうち、親しい人たちから製作を頼まれることもでてきて、それならばと石を探すようになり…。少しずつ、わたしの背後に道ができていく中で、わたしが“これ、いい!”と思えるものを届けられたら、それがわたしのオリジナルでなくとも、わたしは満足なのだということにも気づきました。ものつくりも好きだけど、ものつくりの傍らにいること自体が好き。それは、母が洋服を作る様子を横で見ていた時の感覚や、祖父が設計図を書くのを横で見ていた時に感じていたものと変わらない、幼い頃からずっと持ち続けている感覚でした。なので、特許や建築での経験も、全体の脈絡の中では、今もわたしの中で息づいてます。

そんなことに気づいたわたしは、既に素晴らしいものがあるなら、それを(それも)お届けしたら楽しいんじゃないかと思い、その第一弾がFair Anitaのジュエリーとなりました。

エシカルジュエリーFair Anitaについて

Fair Anita (フェア・アニータ)は、“女性が女性に投資する”をコンセプトに、アメリカで生まれたジュエリーブランドです。投資するという言葉だと、少し硬く、そして難しい印象になりますが、もっと平たく言えば、女性同士で応援しあうというイメージ。同じ地球上に女性として生を受けながらも、その暮らしは様々。どちらが幸せだとか、不幸だとかではなく、ただ、それぞれの居場所、それぞれの生活の中で、できることをしながら、より生き生きと暮らせたらいいよね…そんなイメージで運営されているフェアなトレードを推進する企業です。

フェアなトレード(公平な取引き)って何だろう?ということとして、Fair Anita では以下のような取り組みをしています。(地域によって内容は変わりますが、チリ、メキシコ、ペルー、エジプト、エチオピア、サウスアフリカ、カンボジア、インド、ベトナムの約8000人の女性の職人さんと以下のような取引きを行っています)

  • 現地の最低賃金の2〜3倍の賃金を支払う
  • 健康保険への加入を促進
  • 教育を受ける機会を促進
  • ほぼ全ての製品をリサイクルメタルから作る
  • 経済の活性化を図るため、材料は出来る限り現地で調達

このような取り組みを通して、女性の自立と地位向上に取り組みながら、ジュエリーにとって何より大切である、“かわいい!”“素敵!”と思えるものをプロデュースしているのが Fair Anita です。

今回ネットショップにあげたのは、インドとペルーの女性たちによる製品。どれもシンプルで、使いやすく、線の美しいものをセレクトしています。

ペルーの製作チーム

彫金をされているある方が、素敵なことを教えてくれました。「わたしのエシカルと、あなたのエシカルは同じでなくていい。」ラジオからたまたま聴こえてきた言葉だそうです。一言で言えば、いい意味でのわがままな願いを叶えてくれるジュエリーが、わたしにとってのエシカルジュエリー。そんなわたしが感じる“これ素敵!”を、これからもお届けできたら嬉しいと思っています。もちろん、ichi-eのオリジナルも含めて…。

今回一番注目度が高かったフープピアス。美しいです。

来年は、実際に手にとって見ていただける場が設けられたらと、ぼんやり思っています。そんな妄想も今は空に浮かぶ雲のようにフワッとしていて、そこから何が実際にカタチになるかを楽しみにしながらも、目の前のことひとつひとつに楽しみながら取り組んでいこうと思っている日々です。

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